生理痛でお悩みの方へ-2




生理痛の仕組みについて


子宮の収縮
 月経の前半にかけて、


子宮内膜の中では


プロスタグランジンという


ホルモンが出てきます。


これが子宮の収縮と関係があり、


子宮内膜を体外に


押し出す役目をするのですが、


このときの子宮の収縮度合いが


生理痛の症状として現れて、


下腹部の痛みや腰の重さ、


だるさ、鈍痛となります。



排出作業
 体は厚くなった子宮内膜を


不必要と感知して


血液と一緒に外に排出します。


この排出の一連作業が”生理”です。


排出する時に内膜が剥がれるので、


炎症や痛みを感じるので


生理痛が起きます。


この痛みの度合いによって


生理痛の軽度、


重度の違いがでます。



自律神経との関係
お腹が痛いだけではないのは、


排出する時に内膜が剥がれていくので、


炎症を起こしその炎症から


自律神経が乱れ、頭痛や胃痛が


起こるようになっています。


中には、歩行困難や


日常生活に支障きたす方もいますが、


これは身体や脳からの信号で


自律神経のバランスや


乱れからきます。



体温と血行不良
 下半身の冷えも骨盤内の血流低下で


生理痛を悪化させます。


長時間の同一姿勢、


ガードルや矯正下着、


スリムジーンズの


骨盤周りの締め付けも


血行不良と関係があり


生理痛につながります。


また、偏食や過度なダイエットで


基礎体温の低下を引き起こして、


生理不順になったり、


体を守るために


脳がホルモン分泌をストップさせて


無月経になるケースもありますので、


日頃の日常生活の


見直しや注意も必要です。


ストレスも蓄積しますと、


興奮優位の交感神経が高まり、


血管の収縮を起こして、


血行不良による


冷えを引き起こします。


適度なストレス発散も必要です。



骨盤のゆがみと子宮のゆがみの関係


 生活習慣や各環境、


家庭、


仕事、


食事、


運動、


睡眠、


姿勢により


心や身体の問題で


骨盤のゆがみが生じます。


子宮・卵巣は骨盤の中にあります。


骨盤のゆがみから子宮、


卵巣もゆがみます。


その結果として


汚血となり、


不要な血液、


子宮内膜がうまく


排出されないために


生理痛が起こります。



次回は当院の施術による


生理痛の改善方法をお伝えします!